座って本を開ける日も、立っていて画面を見にくい日も。車内の混み具合に合わせて楽しめる「小説・漫画・朗読」の3作品を紹介します。降りる駅に着いたら途中で閉じて、帰りに続きをどうぞ。
【あなたの通勤スタイルに合わせて選べる3作品】
- 座れてじっくり活字を追いたい日:『ボッコちゃん』(星新一 / ショートショート)
- 疲れていてクスッと笑いたい日:『となりの関くん』(森繁拓真 / コメディ漫画)
- 満員電車で画面が見られない日:『杜子春』(芥川龍之介 / オーディオブック)
今日の電車の混み具合や気分に合わせて、ぴったりの作品を選んでみてください。
この記事の内容 +
座って短い小説を読みたい日に『ボッコちゃん』
「数分で読めて、鮮やかに騙される」ショートショートの金字塔
バーの美人店員が抱える意外な秘密を描いた表題作をはじめ、教科書でも馴染み深い「おーい でてこーい」など、選りすぐりの50編を収録したSF短編集です。
通勤での楽しみ方
座れて文章を追いやすい日は、短編集から一編を開いてみるのもよさそうです。駅に着くまでに読み終わらなくても、気になった結末は帰りの電車に取っておけます。読める長さは、その日の乗車時間に合わせて。
疲れた朝の気分転換に!思わず笑えるコメディ『となりの関くん』
授業中の「全力のサボり」に、隣の席からツッコミが止まらない
舞台は静かな教室。授業そっちのけで机の上で消しゴムでドミノを並べたり、折り紙で遊んだりする関くんと、真面目に授業を受けたいのに気になって仕方がない隣の席の横井さん。セリフはほぼ横井さんのモノローグのみで進む、新感覚の学園コメディです。
通勤での楽しみ方
車内でページをめくれる余裕がある日に、関くんが机で何を始めるのか、絵を追ってみてください。乗り換えで閉じたら、続きを次の電車で。横井さんと一緒に、関くんの仕掛けをのぞくように読めます。
つり革に掴まったままでOK!耳で聴く名作『杜子春』(朗読)
満員電車が読書空間に変わる、約35分の音声体験
財産を使い果たし途方に暮れる青年・杜子春が、不思議な仙人と出会い、人間の欲望や真の幸福に向き合っていく芥川龍之介の名作文学です。声優・ナレーターの西村俊彦氏による落ち着いた語り口で、物語の世界へと引き込まれます。
通勤での楽しみ方
全編約35分・全6トラックの朗読です。乗車前に聴く箇所を選んでおけば、画面を開きにくい車内でも話の続きを追えます。行きに途中まで、帰りに続きから、という聴き方もできます。ダウンロードしておく方法は、下の関連記事で紹介しています。
今日の車内で楽しめそうな一作品から
文字を追える席なら短編小説、絵を眺めたいなら漫画、画面を開きにくいときは朗読。車内で過ごしやすい形から選べます。
- 座席を確保できたなら ➔ サクッと読めて鮮やかに騙される『ボッコちゃん』
- 仕事前に気分を上げたいなら ➔ 思わず笑ってしまう『となりの関くん』
- 身動きが取れない満員電車なら ➔ 耳だけで別世界へ行ける『杜子春』
一話や一冊を読み終えることにこだわらず、使える時間だけ続きを楽しめます。次の通勤に、気になった作品を持ち出してみてはいかがでしょうか。
※読書時間や駅間の所要時間は目安です。読む速さ・作品・路線によって異なり、1駅で必ず読み終わるという意味ではありません。電子書籍・音源の利用には、購入やサービスへの登録が必要な場合があります。
地下鉄でも続きを聴きたい方には、Audible・audiobook.jpのダウンロード手順を案内しています。今回の『杜子春』の販売元についてはaudiobook.jpの作品・利用方法、電子書籍についてはBOOK☆WALKERで小説や漫画を読む方法をご覧ください。



